宮崎県で太陽光を検討している方から
①太陽光を設置する前に屋根塗装をしておいた方がいいの?
②屋根塗装をするとして、費用を抑えるにはどうしたらいいの?
とこのブログに問い合わせがありました。
①についてはどちらでも構いません。太陽光パネル設置後でも塗装は可能です。
②については太陽光同様、
価格比較サイトを利用してください
とアドバイスをしました。
そしてもう1つ。
販売店と太陽光の話をする際に
自ら塗装の必要性を口に出さないでください
ともアドバイスをしました。
なぜこのような回答をしたのかはこれから詳しく解説します。
じゃ、レッツゴー!
屋根塗装が必要になるのはこんな時
太陽光設置に関係なく、塗装が必要になるのは
■築10年目・20年目・30年目といった節目のとき(屋根材による)
■屋根材にヒビが入っているとき
が多いと言われています。
節目の塗装に関しては、自分自身で見積取得等の行動を起こしたというより、
工務店/ハウスエーカーからの案内で決めた
という方が大半です。
家を建てた工務店/ハウスエーカーが安心できるという方もいれば、価格比較サイトでいろいろな販売店から話を聞いて決めるという方もいます。
しかし、屋根材にヒビが入っているときの塗装に関しては、
誰かが屋根に上らないと気づかない
です。
太陽光設置に伴う塗装の場合、「誰が」一番最初に
塗装の必要性を発見するか
で価格が大きく変わってきます。
塗装がいらない屋根材も存在します。
太陽光パネル設置後でも塗装は可能
稀に
太陽光パネルを設置したら塗装できなくなるよね?
と質問をいただきます。
結論、太陽光パネルを設置しても
塗装は可能
です。
しかし、
希望の塗り方ができない可能性が大
です。
太陽光パネル設置後の塗装方法は大きく2種類あります。
①太陽光パネルが載っている部分以外を塗る方法
②脱着工事でパネルを取り外して屋根全体を塗る方法
①に関しては
屋根材が見えている部分のみを塗る
ため、面積が少なくコストが抑えられます。
パネルが載っている部分に関しては屋根が焼けないという考え方です。
②に関しては
1.パネルをすべて取り外す(金具・レールは残す)
2.販売店の倉庫で保管する
(この間で塗装をする)
3.塗装が終わったら元に戻す
という脱着工事をやりつつ塗装をします。
販売店のやり方によっては順序が変わります。
屋根塗装費用を抑える方法
先ほど「誰が」塗装の必要性を発見するかで価格が変わるとお伝えしました。
太陽光設置に伴う屋根塗装の場合、販売店の口から
屋根塗装が必要と言わせる
ことが大事です。
決して、自分から塗装が必要な旨を発信してはいけません。
事前に発信をすると、太陽光・塗装のダブルの見積もりに
利益が上乗せ
されます。
販売店は太陽光設置の際、必ず現地調査で屋根に上ります。(販売店によってはドローンで撮影する場合があります)
現地調査後に屋根塗装が必要との判断に至った場合、塗装をしてもらわないと販売店としては先に進めることができません。
仮に現地調査を行ったのが「契約前」であれば、販売店も気がラクです。
通常よりも高い価格で見積を提示して
選んでもらえなければ諦めよう
という心理です。
しかし、現地調査を行ったのが「契約後」であれば話は違います。
市場より高い価格を出してキャンセルされるようであれば
会社から怒られる
という心理です。
この場合、販売店は塗装費用に関しては
ギリギリの価格で提示
をします。そのため、市場より安い価格で提示される可能性が大です。
販売店の心理を逆手に取り、強い気持ちで価格交渉に臨んでください。
販売店が不安で出してきた見積もりに対して
本当にこれ以上安くならない?
と聞いてみてください。
そしてその最安値の見積もりに関しては口約束ではなく、
紙ベースあるいはメール
でもらってください。
最後に最安値(と言い張る見積書)をもとに塗装の価格比較サイトに登録をします。
他社価格が○○円と提示したうえで、価格比較サイトの提携店がこの価格以上の値引きは無理!と言ったら、その見積もりは
本当に安いという証明
です。
太陽光事業と塗装事業を同じ会社でやっていると理想的です。
最後にひとこと
今回は「太陽光パネル設置に伴う屋根塗装」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり
専任のアドバイザーがついて情報を集約してくれる
サイトもあります。
各販売店との対応が煩わしい方であれば専任のアドバイザーがつく比較サイト(ソーラーパートナーズ)が断然おすすめです。