ゼロ円太陽光のサービスである「ほっとでんき」を使用している方から
TRENDE社から届いた系統連系電力の切り替えについて説明してほしい
という連絡が来ました。
ほっとでんきは
■太陽光発電電力供給:太陽光が発電した電気を自家消費した分
■系統電力供給:電柱から購入している分
のそれぞれに対して電力購入単価を設定しています。
ところが、系統電力供給の方が
何らかの理由で終了
することになったので、こちらを別の供給先に変えて欲しいという通達を出していました。
ほっとでんきに関してはオール電化住宅向けのプランがなく、もともとオール電化プランであった方にもガス併用プランを案内していた様子です。
今回の仕様変更でメリットが出るお客さんが増えると想定されます。
それでは解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
ほっとでんきはTRENDE株式会社が運営しているサービス
TRENDE株式会社は東京電力ホールディングスの傘下にある
■東京電力ベンチャーズ
■出光興産株式会社
■伊藤忠商事株式会社
が株主となっている会社です。
ほっとでんきはザックリ説明すると、
いま利用している電力会社からTRENDE株式会社に電力購入先を変更するとゼロ円で太陽光が手に入る
というゼロ円太陽光のビジネスモデルです。
今現在では多くの企業がゼロ円太陽光サービスを運営していますが、TRENDE社は早くからゼロ円太陽光事業に目を付けてました。
10年のプランと20年のプランがある
ほっとでんきには
■ほっと10
■ほっと20
という2つのプランが存在しており、どちらのプランを選択するかで月々の電気代削減額が変わります。
東京電力の従量電灯Bと比べて10%引きあるいは20%引き
という内容です。
しかし、
既に電力単価が安い新電力で契約している方にとっては不利
でした。TRENDE社の方が電気の購入単価が高いからです。
最終的に
太陽光システムが譲渡される
ことは間違いないのでお得なプランではあります。
燃料費調整額や再エネ賦課金が上がる前の話なので、既にほっとでんきを導入している方にとっては今回の変更は非常に魅力的です。
系統電力供給先を変更できるということはオール電化プランにしても問題ない
今までは系統電力供給先(電柱から購入する方)もTRENDE株式会社でした。
オール電化向けのプランがなかったので、オール電化住宅の方もほっとでんきを契約するにはガス併用プランにするしかありませんでした。
今回の通達では電力プランを変更できるようになったので、申し込み時にやむを得なくガス併用プランにした方も
オール電化プランに変更することが可能
です。
上記の図は東京電力のスマートライフプランですが、こちらに関しては
深夜1時からが夜間料金
となります。
ここ最近オール電化住宅のお家に訪問すると、東京電力ではなく
九電みらいエナジー
に変更されている家庭が多いです。
この会社は九州電力のグループ会社です。
東京電力で深夜1時から始まる深夜料金適用が、九電みらいエナジーでは
夜23時から始まるため
に人気があると思われます。
申し込みが一時停止中とのことですので、生活パターンが上記のグラフに近い方がいましたらお得になります。
申込が再開されたら参考にしてみてください。【2023年3月17日現在】
九電みらいエナジーの他にも深夜電力がある会社は存在しているので、エネチェンジ等の比較サイトを使って適切な電力会社を探してみてください。
最後にひとこと
今回は「TRENDE社が運営しているほっとでんきの系統電力供給先を変えられる」について解説をしました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり
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