三島市でV2Hを検討している方から
V2Hの補助金が開始したから早く申し込んで欲しい
という依頼が来ました。
補助金詳細ページを確認してみると
CEV普及インフラ補助金の申請受付を開始しました
と書かれているので、確かに申請枠が開いたように見えます。
ただ、現在開いている申請枠は
令和4年度補正事業
のため
令和5年度予算ではない
です。
こちらは令和4年度に補助金の申請をしたが、V2H本体が納品されずに申請を取り下げた方向けの補助金となります。
詳しくはこれから解説します。
じゃ、レッツゴー!
目次
令和4年度事業はV2H本体が納品されずに補助枠を取り下げたパターンが多い
V2Hに対して令和4年度に補助金が出ていました。
しかし、V2H製造元であるニチコンに発注が殺到したため工場がパンクし、
V2Hの納品日が全く見えない状況
となりました。
国の補助金は年度ごとに区切られており、年度内で完結させる必要があります。
そのため、令和4年度に申請した場合は
令和4年度に完了させる必要
があります。
補助枠を確保したが、V2H本体が納品されず工事ができないという結果を招いたため、
全国で補助枠を取り下げたケースが多かった
ようです。
実際、私が働いている会社でも4件取り下げをしました。
年度が変わったことで、V2H納品状況も変わり、事前に申請していた案件については納品日が確定してきました。
そこで登場したのが今回のタイトルにもなっている令和4年度補正予算です。
光熱費の高騰を受け、蓄電池代わりに電気自動車を導入するお客さまが増えてきました。補助金を使って手出しを少なく導入できるといいですね。
令和4年度補正事業は令和4年度事業に申請した方に追い風
今回発表された令和4年度補正事業は
令和4年度事業の際に補助金の申請をしたが、V2H本体が納品されずに申請を取り下げた方向けの補助金
とコールセンターの方に聞きました。
上記の写真はV2H補助金申請をする際に問われる内容です。
「提出書類の緩和について」で3つの選択肢の中から1つを選ぶ必要があります。
令和4年度事業に申し込み、補助枠を確保していたのであれば、
半角英数字6桁の交付決定番号
が封書で自宅に届いています。別途申込アドレスにも届いています。
この交付決定番号を入力する必要があるので、仮にも令和4年度事業に申し込んだとウソをつくことができません。
令和4年度補正事業にも登録をして、令和5年度事業にも登録をする行為は重複と見なされ、
どちらも却下される可能性が大きい
です。
令和5年度に入ってV2H補助金の検討をしている方につきましては、令和5年度予算が始まってから申請をされた方が無難です。
噂では補助枠が○○億などと言われていますが、この記事を公開した【2023年4月7日時点】では正確な情報がまだ出ておりません。そのため、情報に惑わされないようにしてください。
V2Hの補助金申請は基本的に設置をするお客さん自身が行う
こちらはV2Hの補助金申請を行うマイページに入るためのトップ画面です。
アカウント登録の下部に
手続代行者および工事施工会社が申請者アカウントを取得することはお認めしていません
と記載があります。そのため基本的に販売店側で代行することはできません。稀に
お客さんがご年配で一緒に作業をすることはある
現状です。
市町村の補助金申請については、設置するお客さん自身が行っても、設置をする販売店が行っても特に問題ありません。
しかし今回のV2Hの補助金については国の補助金ですので監視の目が鋭いです。
入力する項目や添付資料など細かい点はいくつかあるのですが、誰にでも分かるように流れの説明が記載された説明書があります。
それを見てご自身で進めてください。
ご不明点がございましたら販売店までお問い合わせください。
最後にひとこと
今回は「V2Hの補助金」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
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で対応しているサイトもあります。
蓄電池の検討であれば蓄電池メインの比較サイト(エコ×エネの相談窓口)が断然おすすめです。