補助金を使ってV2Hを導入したい方から
CEV補助金が終了したって本当?
と問い合わせが入りました。
結論、
2023年5月22日に受付枠が埋まり終了
しました。
そのため、今日現在では補助金がない状態となります。【2023年6月1日現在】
どうしても補助金を使って導入したい方につきましては、
令和5年度補正事業が出る可能性がある
のでこちらに期待してください。
詳しくはこれから解説します。
じゃ、レッツゴー!
目次
令和5年度事業はいつの間にか始まっていた
令和5年度事業の説明をする前に
令和4年度補正事業
の解説をする必要があります。
令和4年度補正事業は令和4年度事業に申し込み補助枠を獲得したが、結局V2H本体が納品されずに工事ができず、最終的に補助枠を取り下げた方向けの補正事業と当初説明がされていました。
詳細はこちらのページでも解説しています。
この令和4年度補正事業が開始されたのは2023年3月31日です。
私が働いている会社でも新規で申し込みをする方については令和5年度事業が対象と聞いていたため、特に気に掛けることはありませんでした。
そして、2023年5月12日のお知らせのタイトルに突如令和5年度事業の文字が追加されました。
商社からの案内も無かったので突然始まったのか!と内心焦りましたが、本文の内容は予算額の公表であり、こちらも特に気に掛けることはありませんでした。
しかし、このお知らせの後に追加されたタイトルがまさに事件でした…
令和4年度補正事業の予算が少なくなる分については問題視していなかったのですが、問題は
タイトルに「令和5年度当初予算」というワードが含まれていること
でした。
全国的に令和4年度補正事業だけの申請受付がされているかと思いきや、本命である令和5年度事業の予算にだいぶ食い込んでおり、しかも
申し込みが既に始まっていること
を知らされました。
このお知らせが出たタイミングで既に約50億円の予算のうち、約7.5億円しか残っておらず、
急遽「令和5年度事業」の予算争奪戦
が始まりました。
2023年5月21日の申し込み分までで予算の残額が約3.4億円になっており、無くなるまでは本当に時間の問題でした。
そして2023年5月23日についに予算枠が埋まりました。
2023年5月19日から一気に申し込みが殺到し、5月23日に申請枠が埋まったとのことなので
実質4日間で無くなった
と言っても過言ではありません。
私の場合は注意深く次世代自動車振興センターのホームページを確認していたのですぐに気づくことができましたが、商社さんからの案内を待っている販売店だと気づく間もなく終了していたということになります。
販売店にCEV補助金のことを質問した際に、
■まだ予算が出ていない
■今年度は無い
と返答があった場合には、恐らくこの事実に気づいていない可能性が大なので注意が必要です。
少なくても「これから申請します」と言われた場合は疑ってください。
運良く補助枠が取れたのであれば交付決定通知書が届いた日以降で本契約をする必要がある
特に不備もなく無事に申請ができていると、
交付決定通知書という封書
が自宅に届きます。
そもそもCEV補助金を受けるには以下の流れで進めることが前提条件となります。
①WEB申請をして受理決定を確認する
②受理決定の証拠である交付決定通知書が届いたら販売店と契約をする
③V2Hの工事をする
④2023年10月31日までに完了報告書を提出する(主に販売店の作業)
まずは第一ステップがクリアできたので安心したいところです。
しかし今年度に関してもV2Hシステムの供給が全国的にひっ迫しており、
販売店によってはV2H本体が納品されない問題
が起きています。
納品されない=工事ができない となります。
こうなると10月31日までに完了報告書が提出できないことを意味するので、折角取れた補助枠を取り下げる必要が出てきます。
申請した人が取り下げることによって令和5年度補正事業の有無が決まるのですが、こちらについては次の単元でお伝えします。
交付決定通知書が届くまでに本契約をすると申請が無効になるので注意が必要です。
令和5年度補正事業は令和5年度事業でどれだけの人が申請を取り下げたかで実施が決まる
冒頭で令和4年度補正事業は令和4年度事業に申し込み、補助枠を獲得したが、結局V2H本体が納品されずに工事ができず、最終的に補助枠を取り下げた方向けの補正事業とお伝えしました。
令和5年度補正事業についても考え方は同じで、
令和5年度事業を取り下げた方が多くいれば令和5年度事業が実現
します。現状、
令和5年度補正事業の有無については出る可能性が高い
と言われています。
なぜならば先程の補助金を受け取るまでの流れでいう「③V2Hの工事をする」に関して、私が働いている会社でも悲鳴を上げているためです。
昨年の12月に注文したV2Hが未だに納品されていない現状
であるため、
今年度に関しても多くの方が申請を取り下げ
補正事業に申請が集中する可能性があります。
今回の4日間で申請枠が終了した令和5年度事業に申し込みが間に合わなかった方もまだ諦めるのは早いので、次のチャンスにかけてください。
とにもかくにも情報のキャッチが早い販売店を探しておくことが重要です。1つの指標としてはV2Hに限らず「補助金の情報について詳しく説明ができる会社」が理想的です。
最後にひとこと
今回は「令和5年度事業のCEV補助金」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
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