熱海市で蓄電池の価格を比較している方から
DR補助金を使いたいんだけどまだ枠はある?
と問い合わせが入りました。
以前も非常に似ている内容で記事を書いていますが、この時は
ザックリといくら執行されたか
しか記載をしていませんでした。
ここ最近上記のような問い合わせが非常に多くなってきたので、メーカーを通じて残り枠を確認してもらいました。
結論、2月1日に始まって
まだ8%しか執行されていない
との回答でした。
今回もDR補助金について解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
2023年6月21日現在でDR補助金の執行状況は全体の8%
DR補助金は
2023年2月1日(正確には1月31日)から始まった補助金
で申請が始まった当初はすぐに無くなるかもと噂されていました。
しかし、メーカーを通じてアグリゲーターの1つである自然電力に確認をしてもらったところ、
6月21日現在でまだ8%しか執行されていない
との回答があったと共有してもらいました。
予算は20億円のスタートなので、
まだ1.6億円しか使われていない
ことを意味します。
国から出ている蓄電池の補助金=こどもエコすまい支援事業のみ
と思われているのではないかとメーカーから指摘があったため、別の比較サイト経由で見積もり依頼があったお客さんにDR補助金の存在について聞いてみました。
そうすると、
まさかの聞いたことがない
との回答でした。
蓄電池の容量が少ないと価格が比較的安いので、DR補助金を使わなくても売りやすいという気持ちは分からなくもないです。
しかし、初期実効容量が8.3kWh以上の蓄電池であれば
多く補助金を受けることができる
ため、お客さんにとっても販売店にとってもwin-winの関係になります。
初期実効容量が大きい蓄電池であればあるほど補助額が大きくなるため、検討したい蓄電池が決まったら
ぜひDR補助金を使いたい
と販売店に伝えてみてください。
話を進めている販売店でDR補助金の取り扱いがない場合は、SIIのホームページから販売店検索ができるので参考にしてみてください。
SIIのホームページに掲載されている蓄電池型番であれば補助金が使える
DR補助金の話をすると
何の蓄電池でも対象になるの?
と聞かれることがあります。しかし、すべての型番が対象になる訳ではありません。
ここ最近調べたメーカーで言うと、
ファーウェイの15kWh蓄電池に関しては補助金の対象外
です。
5kWhと10kWhに関しては補助金対象
となっていますが、なぜか15kWhに関しては対象外です。
上記以外にも補助金の対象外になるメーカーが存在している可能性があるので、
導入検討している蓄電池の型番がきちんとSIIのホームページに存在しているかどうか
を販売店に調べてもらってください。
ちなみに誰でも調べることができますので気になった方はこちらから調べてみてください。
間違って申請した場合、取り下げに時間がかかるので注意してください。(取り下げ申請をするのはあくまで販売店)
(おまけ)こどもエコすまい支援事業の残り枠は43%
初期実効容量が8.2kWh以下の蓄電池の導入におすすめなのが国土交通省から出ているこどもエコすまい支援事業です。
こちらの補助金に関しては
2023年6月22日現在で57%が執行されている状況
であるため、残り43%となっております。
この補助金に限らず、補助金の残り枠が4割・3割を切ってくると全国的に何とか枠を抑えようと申請スピードがアップします。そのため、そろそろ危ない時期に差し掛かります。
こちらのページでもお伝えしていますが、こどもエコすまい支援事業は
工事に着手してから(工事が終了してから)申請ができるようになる補助金
です。そのため、まだ契約したばかり、現地調査をしたばかりだと申請ができません。
納品日まで時間がかかる場合はもしかしたら補助金枠が取れなくなる可能性があります。
もし補助枠が取れなかった場合は
補助金分に相当する分を契約金額から差し引いてください
と念押ししておくと話を有利に進めることができるかもしれません。
DR補助金もこどもエコすまい支援事業も市町村の補助金と併用ができるため、地域によっては手出しをかなり抑えられると思います。ぜひ有効的に使って導入をしてください。
最後にひとこと
今回も主に「DR補助金」について触れました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
価格比較サイトは入口が太陽光メインで蓄電池についてはオプションのサイトもあれば、
蓄電池メイン
で対応しているサイトもあります。
蓄電池の検討であれば蓄電池メインの比較サイト(エコ×エネの相談窓口)が断然おすすめです。