静岡市でエコキュートの価格比較をしている方から
一番歴史が古いメーカーはどこ?
という質問が出ました。
それは
コロナ
です。
コロナは歴史が一番古いだけではなく、エコキュートの貯湯タンクが
繋ぎ合わせではなく、1枚ものの鉄でできている
ため、劣化が少ないことで有名です。
今回はこのコロナ製のエコキュートについて解説します。
じゃ、レッツゴー!
コロナは新潟県に本社を構える住宅設備機器の会社
株式会社コロナは
新潟県三条市に本社を構えている会社
です。
このブログを書いている2023年9月9日時点で
設立から73年経過
しています。カタカナで表記すると分かりづらい方もいますが、空調機器には英語でCORONAと記載されていることが多いです。
暖房機器や空調・家電機器、住宅設備機器の製造
※株式会社コロナ様_会社概要から引用
が主な業務内容です。※株式会社コロナ様_会社概要から引用
老舗中の老舗です。
エコキュートの貯湯タンクが1枚ものの鉄でできている
エコキュートは貯湯ユニットと言われる箱の中に
貯湯タンク
と呼ばれるお湯が溜まる魔法瓶のようなものがあります。
コロナ以外のメーカーに関しては数枚の鉄を組み合わせて、あの魔法瓶のような形を作っています。
しかし、コロナは1枚ものの鉄であの魔法瓶のような形を作っているため
■劣化が少ない
■接続部がないため、水アカが発生しにくい
といった特徴があります。
ちなみにタンクを守っている貯湯ユニットに関しても
親水性塗膜を施した汚れんコートを採用している
ため雨筋汚れがつきにくい素材になっています。
導入する人の考えを汲み取った老舗ならではの特徴です。
おひさまエコキュートに近い性能がある
ここ最近は電気代アップに伴い、
太陽光の自家消費分をエコキュートの沸き上げに充てたい
という想い方が増えてきました。
その想いに応えられるのは
おひさまエコキュート
という商品です。
しかし、コロナのエコキュートに関してはおひさまエコキュートでなくても
昼間の沸き上げ比率が40~80%の間で選択可能
となっています。そのため、おひさまエコキュートに近い性能を持ち合わせています。
ちなみに三菱製のエコキュートに関しては
MAX50%まで
となっているため、残りの50%に関しては深夜電力で沸かすことになります。
この沸き上げ時間を昼間に移動する設定に関しては
専用HEMSを導入する必要
があります。
ちなみにエコキュートには
年間給湯保温効率
という数字がカタログに表記されています。今回紹介しているコロナに関しては3.0~4.0の間です。
0.1は誤差の範囲でしょ?
と聞かれることが多いのですが、この効率は0.1変わると
年間の電気代が500円前後
変わります。そのため、電気代の削減を目的にするのであればこの年間給湯保温効率がとにかく高いものを選択する必要があります。
約10年前にエコキュートを導入して、そろそろ交換時期に差し掛かっている方に関しては非常におすすめです。
最初に初期投資がかかりますが、長い目で見ればすぐに回収可能です。
高圧タイプの商品も取り扱いがある
タイナビやグリエネきっかけで訪問をすると結構な確率でエコキュートの説明が間違っている会社があることに気付かされます。
具体的には飛び込み会社の多くが
高圧タイプがあるのは三菱
と回答しています。
高圧タイプのエコキュートを取り扱っているのは三菱だけではなく、今回紹介しているコロナにもあります。
販売店それぞれがおすすめ価格で提案できるメーカーは勿論存在します。
しかし、何のメーカーが合うかは
お家の状況によって様々
であるためおすすめのエコキュートはコレです!と1択しか提示がない場合は注意が必要です。
有名どころでいうと今回のコロナ以外に三菱、パナソニック、長府、日立、ダイキンといったメーカーがあります。
最後にひとこと
今回は「コロナ製のエコキュート」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり
専任のアドバイザーがついて情報を集約してくれる
サイトもあります。
各販売店との対応が煩わしい方であれば専任のアドバイザーがつく比較サイト(ソーラーパートナーズ)が断然おすすめです。
太陽光を取り扱っている販売店であれば大体エコキュートも取り扱っています。