商社から
三菱製の据え置き型IHが生産終了する
という案内が届きました。
案内によると
販売数量が減少してきたため、今後の継続販売が困難な状況
になったとのことでした。あくまで生産終了するのは据え置き型だけであり、
■ビルトイン型
■卓上型
については引き続き販売していくとのことでした。
今回は生産終了する型番の紹介とIH事情について解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
IHの型は3種類に分かれている
IHクッキングヒータは
■ビルトイン型:キッチンと一体化しているかのような見た目のもの
■卓上型:コンセントを繋いでどこでも使用できるもの
■据え置き型:キッチンとの境界線がハッキリ分かるもの
の3種類に分かれています。IHを取り扱っているメーカーは
■パナソニック
■三菱電機
■日立
の3社あります。各社それぞれ特徴が異なりますが、IHの機能に関してはどこも同じです。
そのため、このメーカーがおすすめといったことは特にありません。
IH全般のメリットとしては
掃除がラク
であることです。表面がフラットのため、
IHに直接薬剤をスプレーして汚れを拭き取ること
ができます。反対にデメリットとしては
鍋振り動作ができない
ことです。メーカーによっては表面から調理器具が離れてから3秒経過すると自動的に安全装置が働くため、鍋振りが必要な料理ができない(しにくい)です。
初心者に優しいのは三菱電機と言われています。
ビルトイン型IH
ビルトイン型IHは
キッチンと一体化しているかのような見た目
をしています。まさしく、上記画像のIHがビルトイン型です。現在市場に出回っているIHのほとんどが
ビルトイン型
です。メーカーによってはキッチン部分と高さが変わらずフラットであるため、先程の単元で説明した掃除がラクという特徴があります。
しかし、上記画像のように
キッチン部分とIH部分に高さがあるメーカー
も存在します。実際に取り付けた後にショックを受けないように事前に確認してください。
横幅も60cmと75cmがあります。
卓上型IH
卓上型は都度
コンセントを繋いで使用するタイプ
です。コンセントがあればどこでも使えますが、1口しかないパターンが多いため、複数の料理を作るときは不向きです。探してみると2口タイプも存在します。
家電量販店やディスカウントショップで気軽に購入することができるタイプのIH
ですが、
消費電力が大きい
ためご自宅の契約容量に注意してください。
モノによりますが、1口タイプで1,000~1,500w消費するため、それが2口あると倍消費することになります。
単身世帯のアパートだと30A(3,000w)契約の場所が多いイメージです。30A契約だと
2口IHだけしか使っていないにも関わらずブレーカーが落ちる可能性
があります。1口であれば特に心配する必要はありませんが、2口使う場合は契約容量と要相談です。
消費電力が少ないタイプも存在します。
据え置き型IH
据え置き型は
キッチン部分とIH部分の境界線がハッキリ分かるタイプ
です。今までガスコンロを置いていた部分にIHを置こうとした場合、この据え置き型に変更する方が多いです。
もともと、ガスコンロのサイズではめていたため、据え置き型IHを入れると
キッチン部分との隙間が生まれる可能性
があります。IHの表面は掃除がラクですが、場合によっては汚れが隙間に落ちる可能性があります。
その場合は、掃除の都度、IHを引きずり出す必要があります。上記画像はパナソニックですが、今回生産終了の案内が出たのは三菱電機製です。
据え置き型に関しては有名メーカーでなくても取り扱いがあります。
対象商品
対象となっているのは上記画像に記載がある、
■CS-G221CS
■CS-G221CS20A
の2種類です。IH本体だけではなく
部品に関しても生産終了
が確定しています。
据え置き型IHが無くなるのは現状
三菱電機のみ
です。パナソニック・日立に関しては継続販売となります。
据え置き型IHの代わりに卓上型IHを置いても特に違和感はありません。
最後にひとこと
今回は「三菱電機製据え置き型IHが生産終了」について解説しました。
既にIHを設置されている方、ビルトイン型・卓上型を設置検討されている方には全く関係ない話題です。
太陽光・蓄電池の価格は強気でも、エコキュート・IHの価格については弱い販売店は多く存在します。
検討の際は専門の販売店に問い合わせをしてください。