太陽光を検討している方から
太陽光は曇りの日でも発電するって聞いたけど本当?
という質問が出ました。
結論、発電します。
晴れの日を100%の発電量と想定した場合、
曇りの日は10~20%ほど発電量
となります。
ただ設置メーカーや空の明るさによって違いがあります。
今回は曇りの日の発電量について解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
基本的には太陽の光が当たらないと発電しない
太陽光パネルは
太陽から降り注ぐ光を電気に変換するもの
です。
そのため、太陽光パネルに対して太陽の光が当たらないと発電をしません。
太陽光が市場に出てきたばかりの当初は勿論のこと、
晴れた日にしか発電できません
と説明をしていました。
しかし、各メーカーの企業努力により
低照度
に強いメーカーが出てきました。
この
低照度
という言葉が付いているメーカーは曇りの日に強いという特徴があります。
低照度という言葉は
照度が少ない
という意味でまさしく曇りの日が該当します。
今現在は「売電」ではなく「自家消費」がメインになりつつあるので、曇天時にも活躍してくれます。
1年365日中晴れているのは約半分
※長州産業様_太陽光用カタログのパワコン説明ページから出典
上記のグラフにも記載されていますが、1年365日の中の約半分は晴れています。
しかし、
残りの半分は曇りか雨
です。
グラフ中の数値を引用すると、
■太陽光が稼働する日:51%
■太陽光が稼働するかもしれない日:38%
■太陽光が稼働しない日:11%
となります。
低照度特性がついていると全体の38%をカバーできる可能性があるので、「ある」と「ない」とでは
あった方がより光熱費の削減幅が大きく
なります。
稀にお客さんから
雨が降っていても空が明るければ発電するの?
と聞かれることがあります。
空が明るければ雨でも発電する可能性は高い
です。
ただ、お昼間にも関わらず空が真っ暗な局地的豪雨(例、ゲリラ豪雨)の場合は、さすがに発電しないので注意が必要です。
低照度特性については「空の明るさ次第」と捉えていただけると嬉しいです。
低照度特性に強いメーカーはQセルズ
※Qセルズ様_住宅用太陽光発電カタログから出典
※Qセルズ様_住宅用太陽光発電カタログ_設置したお客さまの感想から出典
冒頭から低照度特性と連呼していますが、低照度特性による実際の声を取り上げているメーカーは
Qセルズのみ
です。
Qセルズ以外は
■曇りに強い
■曇天でも安心
というようなフレーズは見ることがあっても、低照度特性というワードは見ることがありません。
夏場に関しては、曇りであることによって発電する最適な気温になることもあります。
販売店が提示をする発電シミュレーションにはその地域ごとの平均日射量が反映されていることが多いので、自ら調べる必要はありません。
最後にひとこと
今回は主に「低照度特性」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり
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