静岡市で蓄電池を検討している方から
DER補助金はあるの?
と質問がありました。
結論、現状ではありません。(2022年7月現在)
正確に言うと無くなりました。
2022年度は
37,000円/kWh
が補助対象となっていました。
「2022年度 DER補助金」で検索をするとヒットはしますが、記載されている内容がバラバラです。
今回は2022年度のDER補助金について解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
補助金窓口と受付時期
「国 蓄電池補助金 2022」
というようなワードで検索すると、DER補助金と書かれている記事が多く見受けられます。
この
DER補助金
というのが国から出ている蓄電池の補助金名称です。
このDER補助金の情報を公表しているのはSII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)という団体です。
募集期間は
2022年6月1日~2022年12月23日まで
となっています。
しかし、6月1日に補助金窓口であるSIIのホームページが更新されることなく、
突如補助金終了
の案内が出ました。
これを受けて多くの販売店が混乱したため、追加予算が7月5日(火)10:00~に始まりました。
しかし、こちらも申請枠が開いてから約3分で枠が埋まったため
すぐに受付終了
となりました。
10年間のFITが終了し、蓄電池の設置件数が多くなりました。
追加予算について
3度目の追加予算枠が
9月にある
という情報は出ています。
しかし、コチラに関してはまだ情報が不十分であるため確実なことは言えません。
販売店がどこのリソースアグリゲーターから何のメーカーの蓄電池を申請しているかによって
補助枠が取れる・取れない
が変わります。
詳細は説明に来た販売店に確認してください。
参加しているリソースアグリゲーター
2022年度は
■エナリス
■KDDI
■東邦ガス
■スマートテック
■自然電力
■Sassor
■NTTスマイルエナジー
■大阪ガス
■エフィシエント
■グリッドシェアジャパン
■シェアリングエネルギー
■中央電力
■NextDrive
の計13社がDER実証実験に参画している企業です。アグリゲーターとは何ぞや?という方はこちらを参考にしてください。
伊藤忠商事が出している単機能蓄電池であるスマートスターを申請できるアグリゲーターはNTTスマイルエナジーの予定でした。
しかし、2回目の募集枠が開く数日前に振り分けられた予算が少なく、申請しても枠が取れない可能性が大とのことで
申請自体ができない
仕様になったりとバタバタしていました。
ちなみにこの2回目の申請で予算が多く振り分けられたのが
■KDDI
■自然電力
の2社でした。販売店が上記の2社で蓄電池を申請したとするとほぼ確実に補助金が取れました。
ダイヤゼブラ電機から出ているアイビス7をそのままダイヤゼブラ電機から取るのか長州産業型番で取るのかによっても異なりました。
最後にひとこと
今回は「2022年度 DER補助金」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
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蓄電池メイン
で対応しているサイトもあります。
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