三島市で太陽光を検討している方から
屋根リフォームと一緒に野地ピタをやろうと思っているんだけどどう思う?
と質問がありました。
野地ピタは
野地板に直接太陽光パネルを取り付ける工法
で、メーカーはパナソニックのみとなります。
屋根が太陽光パネルであるため
見た目が美しい
です。
しかし、屋根一体型だと
■固定資産税がかかる
■2次的効果がほぼ無い
といったデメリットもあります。
今回はパナソニックの野地ピタについて解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
屋根の構造
ひとことで屋根と言っても
■スレート
■瓦(平板瓦、洋瓦、和瓦)
■ガルバリウム
■折版
といった様々なラインナップがあります。
上記に挙げた屋根(材)は屋根の一番外側であるため、よく目にする部分です。
実際、屋根の構造は
非常にぶ厚い
です。
屋根(材)を一番表面だとすると、
■防水シート(ルーフィング)
■野地板
■垂木(屋根裏から見れる骨組みたいなもの)
の順番に重なっています。
住宅関連のホームページを見ると詳しく説明されています。
野地ピタとは
一般的に太陽光パネルは屋根(材)の部分に取付をします。
しかし、野地ピタに関しては
野地板の部分
に取付をします。
そのため、パネルと屋根の間に隙間ができず、
見た目がスッキリ
しています。
屋根がパネルであるため、
既築(後付け)では設置不可
です。
タイミングは
■新築時
■リフォーム時
のどちらかである必要があります。
ハウスメーカーが10年目・20年目・30年目の節目に家の点検をしに来た際に提案される可能性があります。
野地ピタのデメリット① 固定資産税がかかる
野地ピタに限らず、屋根一体型パネルの場合は
途中でパネルの取り外しができない
です。
屋根がパネルであるため、パネルを取り外すと屋根が無くなるというイメージです。
取り外しができないということは
屋根に固定されている
と認識されるため、
固定資産税の対象
となります。
既築(後付け)の場合は
パネルを取り外しても屋根が残る
ため、
固定資産税の対象にはならない
です。
固定資産税についてはこちらのページで解説しています。
優良店であればちゃんと説明してくれます。
野地ピタのデメリット② 2次的効果がほぼ無い
野地ピタの説明をした際、パネルと屋根の間に隙間ができないため、見た目がスッキリしているとお伝えしました。
屋根の上にパネルを載せたことによる
■断熱効果
■遮熱効果
は屋根材とパネルの間に
空間があることによって
効果を発揮します。
しかし、野地ピタの場合は屋根材とパネルがピッタリくっ付いているため
その空間が存在しない
です。
そのため、断熱効果/遮熱効果はほぼないです。
2次的効果についてはこちらのページで解説しています。
もちろん太陽光を設置することによって光熱費の削減は見込めます。
最後にひとこと
今回は「パナソニックの野地ピタ」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり
専任のアドバイザーがついて情報を集約してくれる
サイトもあります。
各販売店との対応が煩わしい方であれば専任のアドバイザーがつく比較サイト(ソーラーパートナーズ)が断然おすすめです。