三島市で太陽光を検討している方から
長州産業のGシリーズが良いって聞いたけど本当?
という質問がありました。
結論、パネルの質としては良いです。
長州産業は
■Bシリーズ:主力パネルは340w
■Gシリーズ:主力パネルは348w
の2種類パネルを出しています。
BシリーズよりもGシリーズの方が良いものではありますが、価格は一気に上がります。
今回は長州産業のGシリーズパネルについて解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
パネルは2種類ある
長州産業は
■Bシリーズ:主力パネルは340w
■Gシリーズ:主力パネルは348w
の2種類パネルを出しています。
会社概要やメーカーの特徴についてはこちらのページで解説しています。
メーカーとしては2種類のパネルを市場に出していますが、価格比較サイトなどで
長州産業の見積もりを出して
と依頼をすると高確率で
Bシリーズの設計がされることが多い
です。
理由はパネル1枚あたりの
■発電量
■変換効率
にそこまで差がないにも関わらず、
価格差が大きく開くため
です。
目安としてBシリーズの約5kWとGシリーズの約5kWでは仕入れ値ベースで約25万円の差があります。
具体的には
5万円/kW
です。
経済効果の差も気持ち程度であるため、個人的にはトータルしてBシリーズの方がおすすめです。
Gシリーズパネルの特徴① アモルファスシリコンが発電ロスを低減
Gシリーズのパネルは発電してくれる単結晶シリコン部分が
アモルファスシリコン
の層に挟まれています。
2024年10月現在ではもう無いですが、かつてパナソニックが「HIT」というパネルを市場に出していました。
このHITパネルにもアモルファスシリコンが使われており
高温の夏場に強い(=温度特性が優れていたため、高温時の出力低下を抑える)
というのが特徴でした。
この温度特性に優れているアモルファスシリコンがGシリーズパネルであれば組み込まれています。
そのため、夏場に関しては
他メーカーと比べても優位にくるパネル
となっております。
年々平均気温が高くなってきているので、これから検討される方にはおすすめメーカーの1つとなります。
Gシリーズパネルの特徴② 紫外線を有効活用
晴れている日に外を見ると「明るい」と感じます。
人の目で見える光は一般的に
可視光線
と呼ばれています。
その可視光線の中には
■赤外線
■紫外線
が含まれています。
太陽光は可視光線がパネルに当たり電気を創りだします。
今までの太陽光は可視光線に含まれる
紫外線に関しては変換されずにカット
されていました。
Gシリーズパネルには今までカットされていた紫外線を可視光に変換する
波長変換技術
が使われています。
この技術のおかげで可視光の量が多くなり、最終的に創りだす電気の量も多くなります。
ビックリするほど増えるわけではありません。
BシリーズとGシリーズパネルの比較
2024年10月現在、Bシリーズ(主力340wパネル)とGシリーズ(主力348wパネル)を比較すると下記の通りです。
■発電量:340w / 348w(8wの差)
■発電効率:20.0% / 20.4%(0.4%の差)
■パネルサイズ:どちらも 横1,616mm×縦1,054mm×40mm
■定価:税込222,530円 / 税込248,820円(税込26,290円の差)
組み合わせられるパネルの種類で言うと、屋根の形に合わせられる台形/ハーフパネルが
■Bシリーズ:ある
■Gシリーズ:ない
といった違いがあります。
先ほど、BシリーズとGシリーズは仕入れ値ベースで5万円/kWの差があるとお伝えしました。
仕入れ値に3割利益を載せている販売店である場合、
5kWで税抜357,142円(250000÷0.7)
価格に差が生じます。
BシリーズとGシリーズで実際どれくらい経済効果に差が生じるかについては販売店が提示する発電シミュレーションを参考にしてください。
GシリーズをBシリーズに近い価格で導入できるのであればまさしくお買い得です。
最後にひとこと
今回は「長州産業のGシリーズパネル」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり
専任のアドバイザーがついて情報を集約してくれる
サイトもあります。
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