富士吉田市で太陽光を検討している方から
ネクストエナジーについている経済損失補償はいつ使うもの?
と質問がありました。
これは
出力の不具合により生じた売電収入の経済的損失を補填する補償
です。
この補償はネクストエナジーにしか付帯されておらず、安心重視でメーカー選定される方におすすめです。
ほかには
■パネル品質確認がどのメーカーよりも厳重
■ソーラーカーポートに力を入れている
といった特徴があります。
今回は太陽光メーカーであるネクストエナジーについて解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
会社概要
■本社所在地:長野県駒ヶ根市赤穂11465-6
■設立:2003年12月
■資本金:1億円
※ネクストエナジー様_会社概要から引用
太陽光発電事業以外では
■太陽電池モジュールリユース事業(2005年~)
■オフグリッド太陽光事業(2009年~)
を行っています。
太陽光メーカーの中ではまだ若いです。(2024年12月現在)
特徴① 経済損失補償がある
■出力保証
■機器保証
上記に関しては基本的にどのメーカーでも付帯されていますが、メーカーによっては第三の補償が付帯されていることがあります。
ネクストエナジーの場合は第三の補償として
経済損失補償
が付帯されています。
これはネクストエナジー独自の補償であるため、他のメーカーには付帯されていません。
この経済損失補償は
①不具合が発生した太陽電池モジュールが原因の経済的な損失
②本製品納入後10年以内に、出力保証における出力の不具合により生じた売電収入の経済的損失
を最大6か月間補償します。
※ネクストエナジー様_太陽光カタログの保証ページから引用
という内容です。
具体的にはパネルが何らかの原因で発電せず、
①本来これくらい「電気代削減」できていたはずなのにできなかった
②本来これくらい「売電」に回っていたはずなのに回らなかった
ことに対してその差を補填するよという補償です。
発電していたとき(問題ないとき)と比べてどれくらい差があるのかに関しては
同じ時期の検針票データが必要
です。
設置してから1年以内に関しては
比較データがない
ため、メーカーの指示に従ってください。
同じく第三の補償(保証)があるのは長州産業です。
特徴② パネルの品質確認が厳重
一般的な太陽光メーカーの場合、
■電気特性検査:パネルに光が当たったときの電気特性が規格に適合しているかの確認
■EL画像検査:特殊なカメラでパネルを撮影して出力低下の原因になる欠け(クラック)がないかの確認
を現地の生産工場(主に中国)で行い、問題がなければ出荷しています。
ネクストエナジーに関しては上記と同じ検査を生産工場で行ったあと、
日本国内でも検査データを確認
しているため、他メーカーと異なり
計2回の品質確認
を行っています。
合わせて製品流通過程より不特定にサンプルを選び出し、
■温度サイクル試験
■高温高湿試験
■PID試験
■耐電圧測定
も行っています。
現地の生産工場で出力されたデータと日本国内での検査データの数値が異なれば、そのパネルが出荷されることはありません。
市場には発電量/発電効率を重視しているメーカーがありますが、ネクストエナジーに関しては
そこそこ高い発電量/発電効率を維持しつつ、品質にも力を入れているメーカー
です。
バランスよく検討したい方にぴったりです。
特徴③ ソーラーカーポートに力を入れている
世間でよく言われる太陽光付きカーポートは
①カーポートをホームセンター等で購入
②その上に太陽光を設置
という流れで設置をすることが多いです。
この場合、太陽光パネルのサイズに合わせてカーポートを建てているわけではないため、
屋根面ギリギリまで載せることは難しい
です。
また、カーポートとしてすでに屋根が存在しているため、
太陽からの光しか受光できない
です。
ネクストエナジーの太陽光カタログに載っている太陽光付きカーポートは
メーカー規格品
です。
そのため、
パネル○枚であれば縦○m×横○m
というのが決まっています。
カーポートに使用するパネルは
■地面
■車のボディ
からの反射を裏面から受光できる
両面パネル
です。
一般的な片面発電タイプと異なり
実発電量が増加
するため、経済効果が出やすくなります。
積雪にも強いつくりになっています。
(おまけ)産業用パネルには二重/三重保証が付帯されている
一般的にメーカーで太陽光を設置し、その数年後にメーカーが倒産した場合、機器に対して付帯されてる保証は消えます。
ネクストエナジーの場合はもし仮にネクストエナジーが倒産したとしても保証が継続できるように
■パネル製造メーカー
■保険会社
と再保険契約を結んでいます。
産業用パネルに関しては
パネル製造元がチントソーラー(中国)
です。
そのため、仮にネクストエナジーが倒産した場合、
チントソーラーが保証対応窓口
となります。
もし、世界的な不況でネクストエナジーもパネル製造元であるチントソーラーも倒産した場合、
Lloyd’s Insurance Company(中国)という保険会社が対応窓口
となります。
ほかのメーカーの産業用太陽光の場合、
太陽光メーカーが倒産したら最後
です。
それに引き換え二重/三重の保険が付帯されているネクストエナジーは
非常に手厚い
です。
安心がウリのメーカーです。
最後にひとこと
今回は太陽光メーカーである「ネクストエナジー」について解説しました。
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