既存のお客さんの家にメンテナンス訪問したところ、
屋根に設置している長州産業とカーポートに設置しているQセルズの発電量を同じモニターで表示できるのか?
と質問がありました。
結論、可能です。
基本的に
■Aという太陽光メーカーはAのモニター
■Bという太陽光メーカーはBのモニター
でしか表示ができません。
しかし、パナソニックから出ているアイセグ2(HEMS)を導入すると1つのモニターで
一括管理が可能
になります。
モニターだけではなく、自身のスマホやパソコンでも管理できるようになるため、スマートな生活を送りたいと考えている方におすすめです。
今回は発電量の一括管理について解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
複数メーカーのパネル設置は可能
現在はどこのメーカーも似たような性能であるため、このメーカーであれば
得をする/損をする
という考えは無くなりました。
しかし、太陽光市場が始まってばかりのときはメーカーによって性能に差があったため、
■母屋の西にシャープ、東に京セラ(※切妻屋根)
■母屋にパナソニック、カーポート上に長州産業
といった設置をしている方もいました。
冒頭で紹介をした既存のお客さんは屋根に長州産業パネルを設置して、後付けでカーポートにQセルズ太陽光を設置しました。
メーカーが異なるため、
■屋根の発電量:長州産業のモニター
■カーポートの発電量:Qセルズのモニター
で管理をする必要があります。
お客さんによってはメーカーごとの発電量データを取るために、同じ屋根面に3メーカー設置している方もいます。
一括管理する方法
一般的に発電モニターにデータを表示する場合、
①分電盤内の配線にCTセンサーという電力量を計測する機械を取り付ける
②そこから計測ユニットにデータを飛ばす
③その計測ユニットと発電モニターを無線接続する
ことで確認可能となります。
複数メーカーの設置場所が
■屋根と屋根
■屋根とカーポート
であっても配線を引く最終地点はお家の分電盤です。
そこで重宝するのがパナソニックから出ている
アイセグ2というHEMS
です。こちらの商品であれば設置メーカーが複数あっても、同じモニターで発電量の合算値を表示することが可能となります。※組み合わせは事前に確認する必要があります。
仕組みは簡単で、メーカーごとの通信線と呼ばれる線がアイセグ2専用のBOXに入り、そこからまとめてモニターに無線で情報を飛ばします。
そのため、同じモニターで発電量を確認することが可能となります。
上記はあくまで「モニター」で見る前提ですが、アイセグ2はアプリをダウンロードすることで
ご自身のスマホあるいはパソコン画面
にモニターと同じ情報を表示させることができます。お好きな方で確認できます。
発電量は見なくても問題ないという方に関しては今回の話は必要ありません。
最後にひとこと
今回は「発電量の一括管理」について解説しました。
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