蓄電池の説明で訪問をすると
発電した電気を溜める
という方法は知っていても
安い深夜電力を購入してそれを溜める
という方法を知っている方は少ない現状です。
FIT期間中に発電した電気を溜めてしまうと、本来高く売れるはずの電気を
安く使用
することになってしまいます。
今回は蓄電池の充電方法について解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
太陽光と蓄電池を組み合わせた場合でもまずは自家消費から始まる
太陽光発電のみを導入した場合の電気の流れは下記となります。
①発電した電気はまず自家消費に回る
②使いきれなくて余った分に関しては電柱を通じて電力会社に売電される
そこに蓄電池が加わると、下記となります。
①発電した電気はまず自家消費に回る
②使いきれなくて余った分を蓄電池に溜める
③蓄電池が溜められるMAX容量を超えた場合は売電される
①の流れに関しては基本的に太陽光のみでも蓄電池を導入しても変わりません。
日中の電気使用量が少なく、発電した電気がほとんど売電に回っているという場合は、日中に蓄電池が満タンになりやすいです。
そのため、日が落ちた夕方以降に蓄電池に溜まっている電気を放電することによって光熱費の削減をすることができます。
放電時間をコントロールすることも可能です。日々の生活に合わせて調整することでメリットが多くなります。
蓄電池は太陽光がなくても機能する
冒頭でもお伝えしましたが、蓄電池に電気を溜める方法は1つではありません。
単価が安い深夜電力を購入
して、それを蓄電池に溜めるという方法があります。
例えば、東京電力管内でオール電化を使用している家庭の場合、「電化上手」か「スマートライフ」というプランになっていることが多いです。
■電化上手:23:00~7:00
■スマートライフ:1:00~6:00
の時間帯が深夜電力となります。
オール電化ではないので「深夜電力」が存在しないという方には夜トク8・夜トク12というプランもあります。
上記の2つは東京電力の電気プランです。
先ほど紹介した「電化上手」と「スマートライフ」はオール電化であることが条件なので
ガス併用の場合は選択することが不可
です。
しかし、夜トク8・夜トク12であれば
ガス併用でも選択することが可能
です。あくまで「深夜電力」を活用できればいい話なので、別に東京電力である必要はありません。
現在は電気の自由化で好きな電力会社を選択できるので、自分の家の生活パターンに合った電力会社を探してみてください。
エネチェンジというサイトを使えば、今使っている電力会社からどれくらい安くなるのかを自動で計算してくれます。
メーカーによっては蓄電池にAI機能が付いている
蓄電池システムに対してAI機能がついているメーカーが存在します。
AI機能が付いていると
翌日の天気予報情報を収集
してくれます。
■翌日に晴れることが判明しているのであれば、朝方に充電する分を考慮して深夜電力で充電するのは50%
■翌日が嵐や雨の場合、太陽光が稼働しないので、深夜のうちに100%充電
という動きを勝手に行ってくれるので、日々モードを変更するのはちょっと…と思っている方にもおすすめです。
情報元は気象庁ですので適当な情報を引っ張ってきているわけではありません。
稀に天気予報で晴れと言っていたのに雨が降ることがあります。
気象予報士でも読みを間違えることがあるので、AIも間違えることがあります。
AIだからといって、
情報が100%合っているわけではない
ので注意してください。
AI機能が付いていることが魅力的・安心と思う方もいれば、AI機能が暴走しないように最初から外しておくという方までいろいろな考え方があります。自分なりの使い方をぜひ考えてみてください。
最後にひとこと
今回は「蓄電池の充電方法」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
価格比較サイトは入口が太陽光メインで蓄電池についてはオプションのサイトもあれば、
蓄電池メイン
で対応しているサイトもあります。
蓄電池の検討であれば蓄電池メインの比較サイト(エコ×エネの相談窓口)が断然おすすめです。