富士宮市で太陽光と蓄電池をセットで検討している方から
国から出る蓄電池の補助金額が凄いって聞いたけど本当?
という質問がありました。
2022年度に蓄電池を検討していた方であれば
DER補助金
という名前を聞いたことがあるかと思います。
ただ2023年度はこのDER補助金ではなく、
こどもエコすまい支援事業
から蓄電池の補助金が出ます。
DER補助金は補助金額が多い代わりに競争率が高かったです。
しかしこどもエコすまい支援事業は補助金額が少ない代わりに総予算額が大きいので、多くのお客さんが利用できる補助事業となります。
国から出る補助金は市町村が出す補助金と併用できる場合が多いので、蓄電池を検討中の方はぜひともこの波に乗ってください。
じゃ、レッツゴー!
DER補助金はSIIが主体となっている助成金
※SII様_トップ画面から出典
2022年度に脚光を浴びていた国主体の蓄電池の補助金制度は
DER補助金
という名称でSII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)という法人が管轄をしています。
2023年度に関しては
まだ情報が公表されていないので内容が不明
状態です。
※SII様_蓄電システム製品一覧から出典
こちらのページでも解説していますが、2022年度は
■蓄電池:定格容量(初期実効容量)×37,000円
■HEMS:一律50,000円
が補助対象でした。
仮に上記の京セラEnerezza5.0kWh蓄電池を導入した場合、初期実効容量は4.0kWhなので、
4.0kWh×37,000円=148,000円
が蓄電池に対して出ていた補助金額です。蓄電容量5.0kWhを元に説明すると、補助金額が少ないという印象を受けるかと思います。
蓄電容量15.0kWh蓄電池を導入した場合、初期実効容量は12.0kWhなので、
12.0kWh×37,000円=444,000円
となります。
蓄電容量を大きくすればもちろん導入金額も上がりますが、補助金額も上がっていったので最終的な手出しは少なく見えました。
2022年度同様、こちらのDER補助金が出るようであれば、これから解説するこどもエコすまい支援事業と合わせて分散ができます。
それぞれ申し込み方法も異なるため注意が必要です。
こどもエコすまい支援事業は国土交通省が主体となっている助成金
※国土交通省様_こどもエコすまい支援事業トップページから出典
今回脚光を浴びているのがこちらの
こどもエコすまい支援事業
という国土交通省が主体となっている事業です。
子育て世帯・若者夫婦世帯を対象
と書かれているため、ウチは対象外かもしれない…とガッカリされている声も聞きます。
しかし、子育て世帯・若者夫婦世帯でなくても
30万円まではどの家庭でも使用することが可能
です。
そのため、
■子供がいない(巣立った)
■心は若いが見た目は若くない
という方でも安心して利用できます。
今回のタイトルにもしている蓄電池の補助金は
64,000円が対象
となります。
※国土交通省様_こどもエコすまい支援事業 対象工事内容ごとの補助額ページからデータ出典
ホームページにも記載がありますが、
設置台数によらず、設置を行った設備の種類に応じた補助額
が対象となりますので、
■蓄電池を複数台設置
■大きい容量の蓄電池を導入
しても一律64,000円となります。
これが先程の単元で解説したDER補助金と異なる点です。
運営主体が異なるので分かりやすいと思います。
こどもエコすまい支援事業で助成金を受け取るには登録してある販売会社のみが有効
※国土交通省様_こどもエコすまい支援事業 補助金利用を相談できる事業者の検索ページから出典
こどもエコすまい支援事業のホームページの中に
補助金利用を相談できる事業者の検索
というページがあります。
ここに登録されている販売店経由で蓄電池を導入しないと
補助金対象にならない
です。そのため、どこで導入しても同じではないです。
そしてSIIに登録されている蓄電池でないと
補助金対象にならない
です。
世間に出回っている蓄電池のほとんどがSIIに登録されているといっても過言ではないです。
しかし、最近出たばかりの蓄電池については登録されていない可能性があるため要注意です。
申請期限などの細かい点はいろいろなページで紹介されていると思うのでそちらを参考にしてください。
DER補助金と異なり設置後申請になるので、早めに出すことで補助金をもらえる可能性が高まります。
最後にひとこと
今回は「2023年度に国から出る蓄電池補助金」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
価格比較サイトは入口が太陽光メインで蓄電池についてはオプションのサイトもあれば、
蓄電池メイン
で対応しているサイトもあります。
蓄電池の検討であれば蓄電池メインの比較サイト(エコ×エネの相談窓口)が断然おすすめです。