沼津市で太陽光と蓄電池を設置予定のお客さんから
補助金申請をお願いできる?
と依頼がありました。
お願いをされたらやるのが販売店ですが、市町村の補助金申請は基本的に
機器を導入するお客さん自身が行うもの
です。
補助枠に余裕があるのであれば販売店に任せた方が無難ですが、余裕が無いのであればお客さん自身で行った方が
補助枠が取れる可能性が高い
です。
今回は補助金申請について解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
補助金申請は基本的に機器を導入するお客さん自身で行う
国や県に補助金申請をする場合は、揃える資料が煩雑なため導入検討しているお客さま自身ではなく、
契約をした販売店が補助金申請代行を行うのが一般的
です。
しかし、市の補助金申請に関しては導入検討しているお客さんでも揃えられる資料のため、
導入検討しているお客さん自身が行う
必要があります。
ただ、
■物理的に市役所までの距離が遠いから大変
■自宅にプリンター等の機器がないと必要書類が印刷できない
という問題もあるため、販売店が代行申請を行うこともあります。
見積書の備考欄に「補助金申請代行」といった項目が入っていれば何も言わなくても補助金申請を行ってくれますが、項目が入っていない場合は申請をしてもらえない可能性があるので契約のタイミングで確認をしてください。
申請に必要な書類は市によって異なる
各市町村によって補助金申請時に提出する資料は異なりますが大枠は同じです。
まず補助金申請は2つのパターンが存在します。
■パターン①:工事を行う前に申請をして交付決定通知書を発送してもらい、通知書が届き次第工事をして、工事終了後に実績報告書を出す
■パターン②:工事終了後に申請する(事前申請は必要なし)
お住まいの市町村がどちらに該当するのかは調べてみてください。
【令和5年度 〇〇市(←お住まいの市)太陽光補助金】
といったワードで検索をかけるとヒットします。
パターン①のように事前申請が必要な場合は
■補助金申請書(設置場所の住所や何の機器を設置予定なのかを記載)
■販売店から提示があった見積書
■設置機器の概要が分かる資料のコピー(カタログのコピー)
■家の場所が分かる資料(googlemapのような地図の印刷)
■納税証明書(市町村)
が求められます。
そして設置終了後、あるいはパターン②の場合は
■補助金申請書(設置場所の住所や何の機器を設置予定なのかを記載)
■契約書のコピー(見積書は不可)
■設置した機器の型番が写っている写真(パワコンの側面など)
■設置する前と設置した後の写真(販売店からの共有必須)
■住民票
■補助金入金先の情報
が必要になります。
冒頭で
補助枠に余裕が無いのであればお客さん自身で行った方が補助枠が取れる可能性が高い
とお伝えしました。
多くの市町村で交付申請を行う際に
納税証明書が必要
になります。
補助枠に余裕が無い状態で販売店にお願いした場合、納税証明書以外の書類についてはすぐに揃えられます。
しかし、納税証明書に関しては
本人でないと取得ができない書類
のため、これが揃ってから申請に行くとなるとだいぶロスが発生します。
ここ最近はマイナンバーカードを取得している方が多くなってきましたので、わざわざ市役所に行かなくても
コンビニ
で住民票といった重要書類を印刷することが可能になりました。
マイナンバーカードを取得されていない方については市役所に取りに行ってもらう必要があるため注意が必要です。
多くの市町村で未だにハンコ文化が根付いているので、補助金申請書に捺印が必要な場合が多いです。
地域によっては紙申請ではなく電子申請に移行
神奈川県の西部に位置する小田原市では
■蓄電池
■電気自動車(EV)
■燃料電池(エネファーム)
■ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)
の4商材に関しては紙申請ではなく
電子申請が原則
とされています。
といってもご年配の方にとっては難しい場合もあるので紙での提出も可能となっております。
紙申請の場合は窓口で間違いが発覚すると修正が発生するため再申請となります。しかし、電子申請であれば画面上で確認可能なので非常に効率が良いです。
小田原市を例に紹介していますが、
ほとんどの市では未だに紙申請
ですので、必要書類が揃え終わったら申請に向かいます。
ネットが弱い方にとっては電子申請が不利になることもあるので、その場合は販売店にお願いしてください。
最後にひとこと
今回は「市町村の補助金申請はお客さん自身が行う」という内容で解説をしました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり
専任のアドバイザーがついて情報を集約してくれる
サイトもあります。
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