東京電力管轄で売電を開始した方から
売電先を東京電力パワーグリッドではなく東京電力エナジーパートナーにしたのはなぜ?
と質問がありました。
結論、現在はこの選択肢しか存在しないためです。
2016年3月31日までは買電実績も売電実績も
東京電力エナジーパートナーの画面から確認可能
でした。しかし、2016年4月1日に
東京電力が分社化した
ため、この日以降に締結された売電契約に関しては別々の入口から実績確認をする必要があります。
■買電:東京電力エナジーパートナー
■売電:東京電力パワーグリッド
今回は東京電力管轄の指定売電先について解説していきます。
じゃ、レッツゴー
目次
2016年3月31日までは売電実績をくらしTEPCO(東京電力エナジーパートナー)で確認
買電先である
東京電力エナジーパートナー
は2024年現在、WEB検針票としても使える
をおすすめしています。
くらしTEPCOではざっくり
■東京電力から購入した電気の量(月、週、日)
■電気契約(お客さま番号、供給地点番号、契約プラン)
■くらしTEPCOポイント
といった項目が確認可能です。
2016年3月31日までに太陽光を設置し、且つ売電契約が開始していたお客さんについては、このくらしTEPCOのマイページにて
東京電力に売電した電気の量
も確認可能でした。同じサイト内にて
■買電
■売電
が確認できたため非常にラクでした。
2024年現在では売電実績をくらしTEPCO(東京電力エナジーパートナー)で確認することはできません。
2016年4月1日に東京電力が分社化
2016年4月1日以前は東京電力管轄で電気に関する不明点があれば、東京電力に聞いて一発解決でした。
しかし、4月1日に
東京電力が分社化
しました。何に分社化したのかは下記の通りです。
■東京電力フュエル&パワー:発電事業
■東京電力パワーグリッド:一般送配電事業
■東京電力エナジーパートナー:電気の小売事業
ちなみに同日に、東京電力管轄に住んでいても他会社から電気が購入できる
電気の自由化がスタート
しました。
この日から窓口が
■買電:東京電力パワーグリッド
■売電:東京電力エナジーパートナー
と変更になりました。
東京電力エナジーパートナーはガス契約も可能です。
2016年4月1日以降は売電実績を購入実績お知らせサービス(東京電力パワーグリッド)で確認
2016年4月1日以降に売電契約がスタートしたお客さんについては東京電力パワーグリッドが提供している
購入実績お知らせサービス
から売電の実績確認が可能です。
東京電力側が各家庭で売電した電気を買い取っている(=購入している)ため、名称に「購入」というフレーズが入っています。お客さん側で何かを購入しているわけではないので安心してください。
売電は購入実績お知らせサービスから確認可能
ですが、
買電はくらしTEPCOから確認
する必要があります。何を確認するかによってサイトが異なりますので注意してください。
初めて購入実績お知らせサービスに登録する際に
受電地点特定番号
が必要になります。
この番号は半角数字22文字で構成されており、販売店が電力会社に売電申請をしたときに発行される
接続契約
という書類に記載があります。新居等で電気を使い始めるタイミングに合わせて電力会社から届く通知にも記載があります。
この受電地点特定番号を入力しないと
申込が先に進まない
ため、不明な場合は太陽光を取り付けた販売店あるいは太陽光を提案された工務店(ハウスメーカー)に確認してください。
どうしても分からない場合は、供給地点番号の2つ目のブロックの数字に1を足してください。
最後にひとこと
今回は「東京電力管轄で売電情報を確認する方法」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり
専任のアドバイザーがついて情報を集約してくれる
サイトもあります。
各販売店との対応が煩わしい方であれば専任のアドバイザーがつく比較サイト(ソーラーパートナーズ)が断然おすすめです。