下田市で太陽光を検討している方から
太陽光は塩害地域でも設置できるの?
という質問が出ました。
結論、
塩害仕様であれば設置が可能
です。
ただ、頭に「重」という漢字がついた
重塩害地域の場合
はほとんどのメーカーが設置不可となります。
一般地と比べると潮風が飛んでくるため、太陽光パネルの劣化スピードに関しては少々早めです。
事前にデメリットを聞いておくことで、後々の問題も対処しやすくなります。
今回は塩害地域への太陽光設置について解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
塩害地域と重塩害地域の差は海岸からの直線距離で異なる
一般的に塩害地域と重塩害地域の違いは
海岸からの直線距離
で判断されます。
■塩害地域:海岸から500m~2,000m
■重塩害地域:海岸から500m以内
と言われています。
海の近くにお家がある場合、駐車している車や金属が錆びやすくなりますが、この現象が太陽光システムに対しても起きるので
海岸からどれくらい離れているのか
が太陽光検討の重要ポイントとなってきます。
googlemapのような地図アプリ上でも距離を計測することができるので、自宅から海岸まがどれくらいの距離があるのか見てみるのもおすすめです。
塩害地域だと機器の設置場所が変わる
塩害地域の場所に太陽光システムを設置すると、
■太陽光パネル:フレームの腐食
■パワコン:フタの腐食
が起こります。
対策としては
■太陽光パネル:塩害地仕様のメーカーを選択する
■パワコン:屋内設置を選択する
ことで回避できます。
太陽光パネルの設置場所は屋根の上あるいは土地ですが、パワコンの設置場所に関しては
屋外と屋内の2種類から選ぶ
ことができます。
これが塩害地域への設置となると、
屋内設置のみ
になります。
上記は長州産業の太陽光・蓄電池カタログです。
長州産業の太陽光パネルは
一般地向けの標準品でも塩害地域に設置可能
となっています。そのため、お住まいのお家が塩害地域になるかならないかの境目に建っている場合はおすすめです。
長州産業の蓄電池(オムロン製の方)は
一般地/塩害地域であれば屋内設置と屋外設置が選択可能
ですが、
重塩害地域の場合は屋内設置のみ
となります。
長州産業以外にはカナディアンソーラーというメーカーも塩害地域への設置が可能ですので、販売店に確認してみてください。
海と陸の境界線を海岸と言いますが、海岸から〇m以上と定めているメーカーもあれば、いわゆる海の家が建っているような浜辺から〇m以上と定めているメーカーもあるので判断基準は様々です。
最後にひとこと
今回は「塩害地域への太陽光設置」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
価格比較サイトは入口が太陽光メインで蓄電池についてはオプションのサイトもあれば、
蓄電池メイン
で対応しているサイトもあります。
蓄電池の検討であれば蓄電池メインの比較サイト(エコ×エネの相談窓口)が断然おすすめです。