静岡市で太陽光を検討している方から
カナディアンソーラーのパワーコンディショナ（以下、パワコン）が凄いって聞いたけど本当？
という質問がありました。
カナディアンソーラーのパワコンは
パナソニック製
です。
「カナディアンソーラーが」というわけではなくパナソニックの技術が凄いです。
このパナソニック製のパワコンを使用しているメーカーは
他にも存在
しています。
今回はパナソニック製のパワコンについて解説していきます。
じゃ、レッツゴー！
パナソニック製パワコンの外観
上記写真は
■左：屋「外」用
■右：屋「内」用
です。
本体正面の中央部分にPanasonicと記載がありますが、この部分にそれぞれの
太陽光メーカーのロゴ
が入ります。
屋外用パワコンは
■色：シルバー
■形：ほぼ正方形
■サイズ：横405×高さ478×奥行211mm
という仕様です。
屋内用パワコンは
■色：白
■形：長方形
■サイズ：縦550×高さ270×奥行190mm
という仕様です。
設置する太陽光の容量や一般地or塩害地によって、屋外用か屋内用かが変わります。
パナソニック製パワコンの特徴
パワコンにそんな差があるなんて思えない
と感じられる方が多い現状です。
しかし、パナソニック製パワコンは
①光の弱い曇りの日でも高い効率で変換
②日射量が変化しても、高い効率で変換
といった特徴があります。
まず、①についてです。
どのメーカーの太陽光パネルを設置したとしても、
弱い光より強い光の方がメリットが大きく
なります。
重要なのは
光の強さ
です。
パナソニックのパワコンは
弱い光であっても高効率で変換可能
という特徴があるため、1年のうちに38%ある曇りの日（＝約138日）をうまくカバーしてくれます。
次に②についてです。
どのメーカーの太陽光パネルを設置したとしても、弱い光から強い光になった瞬間（＝雲の切れ間から太陽が顔を覗かせた瞬間）については
発電を得られるまでに数秒のタイムラグ
が発生します。
しかし、パナソニックのパワコンは
MPPT制御（＝太陽電池で作られた電力の最大出力点を取り込む制御 Maximum Power Point Tracking（最大出力点追従）制御。）
※パナソニック様_住宅用太陽光発電システム：住宅用パワーコンディショナページから引用
という技術により、最短で
最大電力のポイントを見つけることが可能
です。
メーカーによってはパネルの発電量が低くてもパワコンの性能でカバーすることができます。
パナソニック製パワコンを使用しているパネルメーカー
パワコン製造元であるパナソニックはもちろんこのパワコンを使用しています。
パナソニック以外でこのパワコンを使用しているのは
■カナディアンソーラー
■ハンファ（Qセルズ）
■長州産業
■ネクストエナジー
■サンテック
■ソーラーフロンティア
といろいろなメーカーがあります。
■シャープ
■京セラ
に関しては自社オリジナル、あるいはオムロン製のパワコンを使用しています。
自社オリジナル、あるいはオムロン製パワコンだから悪いというわけではありませんのでご了承願います。
蓄電池と一緒にハイブリッドパワコンを導入する場合に関しては、このパナソニック製パワコンではありません。
最後にひとこと
今回は「パナソニック製パワーコンディショナ」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
嵐のように3～5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり
専任のアドバイザーがついて情報を集約してくれる
サイトもあります。
各販売店との対応が煩わしい方であれば専任のアドバイザーがつく比較サイト（ソーラーパートナーズ）が断然おすすめです。
