三島市で太陽光を検討している方から
ハウスメーカーから京セラをおすすめされたけど何がすごいの?
と質問がありました。
京セラは2024年現在蓄電池メーカーとして名高いです。
太陽光市場が盛り上がっていた頃は自然災害補償が
メーカー側に付帯している
ことで有名でした。
今現在も唯一京セラだけが
出力低下の減少データを公表
しており、品質の高さがうかがえます。
他にも太陽光パネル四隅に水切り加工がされていたりと、他メーカーにはないこだわりがあります。
今回は京セラについて解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
会社概要
■本社所在地:京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地
■設立:1959年4月1日
■資本金:115,703百万円
※京セラ様_会社概要から引用
電子部品、ファインセラミック部品、半導体部品、情報機器、通信機器、太陽電池、セラミック、宝飾、医療用製品など
を製造しているメーカーです。
太陽光パネル以外で有名なのは
■スマホ(上記でいう通信機器)
■キッチン用品(上記でいうセラミック)
です。
シャープ同様、老舗メーカーです。
特徴① 自然災害補償がメーカー側に付帯
京セラの太陽光システムには自然災害補償が
メーカー側に付帯
されています。ちなみに蓄電池システムにも付帯されています。
無償で加入できる保証は
■出力保証:20年
■機器保証:10年
■自然災害補償:10年
となっています。
追加で有償のトリプル保証に加入すると
機器保証と自然災害補償が15年
に延長されます。
販売店側で申請できる自然災害補償も存在しますが、
契約先の会社が倒産
すると、折角つけた自然災害補償が消失します。
そのため、まだ倒産リスクが低いメーカー側に付帯されていた方が安心です。
個別で申請する自然災害補償はメーカーのものよりも補償額が低めに設定されています。
特徴② 出力低下の減少データを公開
京セラは太陽光メーカーの中で唯一、
出力低下の減少データを公開
しています。
上記のデータは千葉県佐倉市にある、佐倉ソーラーエネルギーセンターの屋根に載っている太陽光パネルの出力低下率データです。
1984年に太陽光パネルを設置して、36年経過した2020年時点で
低下率がまさかの17.2%
という驚異的な数字をたたき出しています。
堂々と出力保証が○年!と謳っているメーカーもありますが、京セラのように実データがないため本当にその年数もつのか
怪しい
です。
そもそも会社設立から月日が経っていないにも関わらず、長期の出力保証を謳っているメーカーはおすすめできません。具体的にはWWBというメーカーが挙げられます。
この会社は設立が2006年にも関わらず、出力保証は25年と謳っています。2024年現在では会社設立から18年しか経っていないにも関わらず、なぜ出力保証は25年と言えるのでしょうか。謎です。
京セラは価格ではなく品質重視で太陽光パネルを選びたいという方におすすめです。
特徴③ 太陽光パネルのアルミフレームに水切り加工あり
京セラの太陽光パネルの四隅には
水切り加工
が施されています。
太陽光の説明をすると、頻繁に
太陽光パネルの掃除はどうやってやればいいの?
と質問を受けます。
太陽光パネルの表面は非常にツルツルしているため、台風クラスの強い雨が降ると勝手にホコリやチリといったゴミが洗い流されます。そのため、掃除は特にする必要がありません。
しかし、小雨レベルの弱い雨だと流れはしますが、
パネルの四隅に溜まる
ことがあります。
パネルを横から見ると、発電する部分よりも外枠のアルミフレームの方が
若干高い
です。
アルミフレームに水切り加工があることで、
汚れが流れ落ちやすい
仕様になっています。
ここ最近の新築は勾配が緩いガルバリウム(金属)屋根が採用されることが多い印象を受けます。急勾配よりも緩い勾配の方が
陽当たりは良い
です。しかし、ホコリやチリといったゴミは
溜まりやすい傾向
にあるため、新築屋根に太陽光を設置する場合はどれくらいの勾配にするのかをよく工務店と話し合ってください。
デメリットもきちんと教えてくれる工務店は信用できます。
最後にひとこと
今回は太陽光メーカーの1つである「京セラ」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり
専任のアドバイザーがついて情報を集約してくれる
サイトもあります。
各販売店との対応が煩わしい方であれば専任のアドバイザーがつく比較サイト(ソーラーパートナーズ)が断然おすすめです。