函南町で太陽光を検討している方から
他社から締め切りが近いと言われたが何の締め切りが近いの?
と質問がありました。
毎年10月・11月になると
設備認定の締め切り日
についての案内が各販売店から出始めます。
設備認定は
売電単価
を決める重要事項の1つです。
締め切りを過ぎてから申請すると
売電開始まで時間がかかる
ため注意してください。
今回は設備認定の締め切り日について解説していきます。
じゃ、レッツゴー!
設備認定とは
設備認定とは、今後10年間の
売電単価
を決める重要事項の1つです。
今年度(2022年度)の売電単価は
17円/kWh
です。
太陽光だけではなく、
■風力
■水力
■地熱
■バイオマス
といった自然エネルギーすべてに売電単価が存在しています。
管轄は経済産業省の資源エネルギー庁です。
締め切りを過ぎると売電単価が変わる
締切日は
毎年11月頃
です。
今年度(2022年度)に関しては
11/11(金)
と発表がありました。
この締切日を超えてから申請をすると年度によっては
売電単価が変わる(=落ちる)
可能性があるので十分注意してください。
とはいえ、注意をするのは申請する販売店側であるため、お客さんがどうこうできるわけではありません。
販売店側は
①電力会社に申請(電力申請)
②資源エネルギー庁に申請(設備認定)
③再度電力会社に申請(落成連絡)
の3ステップを踏みます。
今回している設備認定の話は②です。どのステップで何をするかはこちらを参考にしてください。
①電力会社に申請をして発行された書類をもとに②の申請ができるため、設備認定締切日に契約します!といっても間に合いません。
最低でも設備認定締切日の約1か月前までの契約が理想です。
売電開始時期は年度明け
締切日があるということは申請の可能時期も存在します。
設備認定の窓口である資源エネルギー庁は締切日がある11月~3月末まで
審査をしてくれない
です。
窓口が空くのは
年度明け
であるため、4月を迎えてからやっと審査が始まります。
①電力会社に申請(電力申請)
②資源エネルギー庁に申請(設備認定)
③再度電力会社に申請(落成連絡)
締切日が関係なければ①→②の流れはスムーズです。
しかし、締切日を過ぎてから申請をした場合、①から書類が発行されても②に申請できるのは年度明けの4月になります。具体的には①の承認が11月後半に下りたとしても、②の承認が下りるのが4月となります。
こうなると、仮に12月に太陽光の工事が終了しても、売電が開始されるのは約4か月後の4月となります。この売電されない期間については
電気が捨てられている状態
です。そのため、売電が始まってもカウントされることはありません。
自家消費メインで検討している方にはあまり関係ありません。
最後にひとこと
今回は「2022年度の設備認定」について解説しました。
より詳しい説明を希望される方は優良店が多い
に登録されることをおすすめします。
嵐のように3~5社から一斉に連絡が来るタイナビ/グリエネとは異なり
専任のアドバイザーがついて情報を集約してくれる
サイトもあります。
各販売店との対応が煩わしい方であれば専任のアドバイザーがつく比較サイト(ソーラーパートナーズ)が断然おすすめです。